小太郎日記

Posted on 2017-06-08
タウンニュースに菊よしの芸者さんの紹介を載せて頂きました

2小鶴タウンニュース (388x640) 短大生「芸者になりたい」~ただいま見習い中~

この春、一人の短大生が八王子花柳界の門をたたいた。入門したのは山梨県大月市在住の坂本実里さん(19)。学校に通いながら空いた時間に八王子を訪れ、見習いとして働いている。芸名は「小鶴」。八王子芸者衆の小太郎さんによる置屋菊よしに所属する。

北海道旭川市出身の坂本さんは祖母の影響で幼い頃から日本舞踊西川流に親しんできた。上京し山梨に住むと、近くの八王子が「芸者の街」であることを知った。就職活動を控えた三月、職種の選択に悩む中、ふと昨年の八月の「八王子まつり」が頭をよぎった。その時はじめて生で見た芸者衆の踊り(宵宮の舞)。「芸者さんになるのもいいかも」一番印象的だった小太郎さん(の置屋)にメールした。

踊りは祖母から習った基礎がある。演歌が得意で、NHKのど自慢で優勝した経験もある。茶道は高校時代に部活で学び、部長も務めていた。

現在は、週に4、5回小太郎さんのもとで指導を受け、三味線などのお稽古にも精を出す。一昨年に置屋を開き、これまで何人かの見習いを見てきた小太郎さんは「小鶴ちゃんはお稽古事が好き。お歌が上手なのも優れた点」と評価する。

実は坂本さんの母親は芸者の道に反対したそう。春休みに打ち明けると「怒られました」坂本さんはそれでも入門し「もうやるって決めた」と事後報告。すると、「また怒られました」。その後何度か近況報告を続けた。「最近になって『いつか踊りを見にいくよ』と連絡がありました」

小太郎さんは「ひとつ、ひとつ覚えていって皆さんに可愛がってもらえる存在になって」と期待する。坂本さんは「大変な事はありますがそれを経験するたびに『好きな所へ来ることが出来た』と実感しています」と笑みを浮かべた。

www.townnews.co.jp/0305/2017/06/08/385279.html

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